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なおきちの脱サラ学生パパ日記

脱サラ&大学編入の直後に長男が誕生&妻が新居購入。遅咲きの教育学研究者を目指す筆者(3x歳)の日々のバタバタと、妻すえきち・長男ともきちの観察記録です。

9/7(月)面談ダブルヘッダー

大学の編入をするときに、僕は結構はっきりと将来の研究のイメージを持ってました。
心理学の勉強をして、その後、それを活かして成人教育の研究へ…という流れ。
でも、なかなかそううまくいかないのです。
 

 

学年と系の壁
心理学系は、教育学部の他の系に比べてけっこう勉強量が多いです。
認知心理学+臨床心理学で範囲がかなり幅広いのと、理系並みの実験スキルが必要なため。
普通の学生は、3回生に上がるときに心理学系に進むには、必修の単位をいくつかとらないといけません。
編入生はすでに心理学系を指定して編入しているので大丈夫。
 
ところが、卒業に必要な単位の条件も厳しいのです。
講義○単位以上、演習○単位以上、実習○単位以上、他系○単位以上…など細かく決められています。
おまけに、大事な概論の授業が隔年開講だったりして。
そうなると、必修の授業を優先しないといけなくなり、本来興味のあった授業が取れないのです。
取れるのは来年…でもそれでは卒論に間に合わない。
普通の学生は2回生で受けている授業なんですが。
 
さらに、心理学系の必修の授業の裏に、生涯教育関連の授業がことごとく重なっているのです。
ゼミが奇跡的に履修できたので何とか院への道がつながったけど、あぶなかった。
院試はガリガリやればなんとかなるとして、院に入ってすぐ深い議論をするためには学部のうちに勉強しておかないといけない。
でも授業を受けていないと、何から手を付けていいかさえわからないのです。
 
そこで、心理学・生涯教育学それぞれの先生に相談することにしました。
けっこう思い切ったやり方かなと思いますが、やりたいことがはっきりしているからできること。
高等教育学の先生にも、「先生たちも頼りにされるのはうれしいはず」と言ってもらえたし。
 
メールでアポ
動いたのは8月末。本当は7月中に相談したかったのですが、時間的にも精神的にもその余裕がなく。
元社会人パワーを活かし、めちゃめちゃ丁寧なメールを書きました。
どんな目的・計画を持って編入したのか。
今困っている状況は何か。
何についてのアドバイスが欲しいか。
心理学系から教育学系に移るにあたって、クロスした
できるだけわかりやすく、そして「困っている感」をちゃんと出すこと。
 
1時間くらいかけて書き上げました。
学生用の便覧に載っているメールアドレスを入力して、緊張しつつ、送信。
 
心理学の先生は、次の日の朝7時に返信がありました。
すごい時間帯に仕事してるんだな…。
面談を9/7に行うことになりました。
 
生涯教育学の先生はなぜか1週間経っても音沙汰なし。
おかしいなと思って、夜22時くらいにもうひとつのアドレスに転送したら、その日の夜23時に返信が来ました。
この先生の仕事の時間帯もすごいな…。
最初に送ったアドレスはあんまりチェックしない方だったみたいです。
返事がもらえたのが9/6。
ちょうど9/7に心理学の先生と面談があるので、その前の時間帯にお話を聞きに行くことにしました。
 
生涯教育の勉強法
生涯教育の先生は、普段話をするときにはほんわかした方です。
研究室に入ると、コーヒーを出してくださいました。コーヒーメーカーがうまく使えず困っていたようですが(笑)。
しばらく談笑してから本題へ。
 
いくつか、僕が受けておいたほうがいい授業を教えてくださいました。
しかし、やっぱり心理学系の必修授業の裏。
独学でやるしかないみたいです。
 
参考書をたくさん紹介してもらいました。
先生の書いた本も含め、教育学の本、職場学習の本、成人教育の歴史の本。
先生の対談が載っている教育関連雑誌。
おすすめ論文とその探し方。
学会に来てみないかというお誘い。
 
1時間半ほど、たっぷりお話を聞かせていただきました。
消化するのに半年かかりそうなくらい。
 
卒論は、まずは心理学の先生に相談してからにしましょうと。
でも、副論として教育学のレビューをつけるっていう手もあるし、心理学の卒論の口頭試問に加えて生涯教育の先生たちの口頭試問もやって、その結果も卒論としてしまうっていうことも提案してもらえました。
なんだかいい方向に行くかも。
 
心理学の勉強法
続いて心理学の先生の部屋へ。
こちらの先生は談笑とか全くなく、僕が相談内容をあらためて話すのをじっと待っている。
めっちゃ緊張しました。
でもこの先生はすごく優しくて親切で、ただ言葉が少ないだけ。
僕はこの先生を頼りにして大学に入ってきたのです。
 
まず、卒論をどうするかの話。
ネックなのは、僕の研究対象が「職場学習」なので、学生相手に実験・調査ができないっていうこと。
前の会社での経験をもとに論文を書けるか?という話になって、考えは持っているから書けると答えたものの、でもデータはないし、もしあったとしても情報管理の面から持ち出すとか不可能。
インターネットで調査するっていう方法もあるそうなのですが、20万とか調査会社に払わないといけないみたいで、学生の卒論にはちょっと不向き。
 
結局、学生相手に実験をすることになりそうです。
何をするかはちょっと秘密。
でも、先生が配慮してくれたのは「あなたの経験を活かした卒論にしてあげたい」「成人教育とつなげてあげたい」ということ。
ほんとにうれしいです。
卒論の副査に、生涯教育学の先生を入れることもできるとのこと。
卒論の進捗を、こまめに生涯教育の先生に報告しておいたほうがいい、とも。
 
参考書、論文、関連学会、つけておくべきスキル、いろいろ教えてもらえました。
濃密な30分でした。
 
フォローアップ
心理学の先生の面談のあと、生涯教育学の先生に、御礼のメールと心理学の先生との面談のご報告。
心理学の先生にも御礼のメール。
 
その後、どちらの先生からも、参考文献のURLをいただきました。
本当に親切で熱心で、涙が出そうです。
 
まとめ
去年の今頃は、ちょうど編入試験を受けていた時期。
一年でずいぶん人生が変わりました。
仕事と学業、家族、生活。
 
今はとにかく、自分の能力が試される&伸ばせる環境にいられることが幸せです。
どこまで消化できるかわからない。
でも消化しないと仕事としてやっていけないのもわかってる。
こんなに手を引いてもらって背中を押されてもらって、頑張らなかったら生きてる意味がない。
そんなふうに思います。
 
生涯教育学の先生には、こんなふうに言ってもらえました。
ここ数年は勉強が大変かもしれませんね。
でも、イクメンも楽しんで下さい、と。
 
他の人にはない経験をどれだけできるか。
その経験をどれだけ伝えられるか。
それがライフワークになるのかもしれません。