なおきちの脱サラ学生パパ日記

脱サラ&大学編入の直後に長男が誕生&妻が新居購入。遅咲きの教育学研究者を目指す筆者(3x歳)の日々のバタバタと、妻すえきち・長男ともきちの観察記録です。

2016/09/30(金)院試2日目(口述)

今日の朝は、筆記試験の日よりもタイトなスケジュールです。
なんせスーツを着ないといけない。
スーツを着てともきちの朝の支度とか、ほんと大変です。
できれば普段着で保育園に連れて行ってから、着替えて試験に行きたいのですが、そんな時間はない。
 

 

移動時間
とにかく移動の時間が長いのでもったいない。
1時間40分近くかかるので、その時間を利用して、師事したい先生の過去の論文を読んだり、自分の卒論の関連文献を読んだりしたいのです。
 
しかし、スーツに合わせてブリーフケースで来てしまったので、片手が空きません。
しかも電車はラッシュの時間帯。
合わなくてもリュックで来るべきだったな…。
 
結局ほとんど論文を読めないまま大学まで来てしまいました。
 
受験資格発表
会場についたのは、足切りの結果が発表される9時30分の5分前。
すでに一般・社会人含め10数人が玄関前で待機していました。
掲示が張り出されると、みんなおもむろに動き出します。
ひとりも表情を変えること無く…。
 
僕も自分の受験番号を探します。
足切りされるほどの解答じゃなかったとは思いつつも、ドキドキします。
番号は10秒ほどで見つかりました。感覚的にはもっと長かった感じ。
社会人入試の人は、15人いたはずでしたが面接に進めたのは10人でした。
意外と厳しかった?
社会人は、やっぱり仕事しながら勉強するのが大変なのかも。
普通の院試と違って、落ちても仕事は何事もなく続くわけだからモチベーションも低い人がいてもおかしくない。
 
口述試験
名前を呼ばれて口述試験の部屋に入ると、なんと先生方が10人も!
3年次編入のときは面接官は3人だったので、そのくらいと思っていたらちょっと不意をつかれました。
そういえば22歳のときの1回目の院試もそのくらい先生方いたかも。
 
それでも、メインの質問者は、僕が希望している研究室のA先生がしてくれました。
「あなたはかなり特異な経歴なので、まずはその流れから説明してもらえますか」
まあそうでしょうね…。
A先生には経歴を伝えているので、他の先生方向けに説明します。
 
(A先生)「理学部を出ているということですが」
(僕)  「あ、いえ理学研究科です。修士まで出ました。」
(A先生)「え、修士出てるんですか!?」
(一同笑)
 
伝わってなかったようです。
 
結局、経歴の話から志望動機まで勝手に一気にまくしたてました。
志望動機はまだ聞かれていなかったけど、切れ目がなかったので。
その後は、大学院での研究計画を聞かれました。
研究計画はまだ見えていないところが大きくて、歯切れの悪い回答に。
 
博士課程の入試の話も
その他、社会人入試で入るデメリットについても説明されました。
博士課程に進むときに内部進学扱いにならないのだそうで。
そのときに英語を含む筆記試験に通らないといけないそうなのですが、仕方ない。
いまのこの子育ての状況で一般の厳しい試験を受けるよりましかな。
 
うれしかったのは
「修士を出てるんだから博士からショートカットで入る資格はあるよ、学力はかなりあるようだし」
と言ってもらえたこと。
一昨日の筆記試験の解答がまずまず評価してもらえたのかな。
でも「心理学は研究法のトレーニングがけっこう大変なのでしっかり学びたい、という志を持って、なおきちさんは3年次から学んできたので、ここでショートカットしたら意味がない」
という話は、僕が言う前にA先生が代わりに答えてくれました。
 
意外な方向に話題が行きましたが、とりあえず口述試験は終わりました。
あとは結果を待つのみです。
発表は来週の火曜日。