なおきちの脱サラ学生パパ日記

脱サラ&大学編入の直後に長男が誕生&妻が新居購入。遅咲きの教育学研究者を目指す筆者(3x歳)の日々のバタバタと、妻すえきち・長男ともきちの観察記録です。

2016/05/12(木)卒論構想の発表

今日は心理学ゼミで研究計画を発表する日です。
卒論の指導教官はオフィシャルにもう少し後で決まるのですが、それより早くにだれか先生のコメントをもらっておきたい。
しかしGW前は準備不足すぎてまともな計画をレビューしてもらえない。
そして卒論の題目予定の提出日は明日。
というわけで、GW明け第1回のこの日の発表を希望しました。
意外と希望者が少なかったのはなんでだろう。
 
卒論のテーマ
親の子育て行動がどんな仕組みで上達していくか、の研究をすることにしました。
専門職の熟達化の支援が今後将来にわたって僕の研究テーマになる予定。
親の子育ては専門職ではないですが、ひとつの専門的技能と思って分析してもいいのではないかという考えです。
 
それよりなにより、こういうテーマじゃないと僕の頭と体がついていかない。
このテーマなら、24時間、育児と学業の両方を並行して考えていられるので、気が楽です。
勉強しながら「育児しなきゃ」、育児しながら「勉強しなきゃ」は本当に精神的にきつい。
 
産後の女性の職場復帰を早めたり、男性がもっと育児に積極的に入れるようにするために、大事な研究になるはず。
 
先生の評価
研究の大枠はOKが出たと思います。
特に社会的意義についてはとても期待していますと言ってもらえました。
 
育児書のテキストマイニングにはあまり期待しないほうがいいとのこと。
ただ、一番大きな意義は客観性の確保なので、これは予定通りやろうと思います。
アンケートは心理学教室でアンケート調査会社と契約しているからそれを使えるかもという話。
自分でサーバーを借りてやろうかと思っていたので、それが本当ならうれしい話。
 
一番の収穫は、重たい宿題をもらえたことでした。
「育児の熟達化ってどういうことだと思いますか?」
 
うーん。
即答できませんでした。
 
なぜなら、認知心理学で熟達化といったらすでに理論があって定義がしっかりしているのです。
だから、そこから考えないといけないと思っていなかった。
 
「親の育児に関しては、他の仕事と違って、効率がいいとか問題解決が適切ならそれでいいというわけじゃない」
「育児をしたからこそ大きな得るものがあるはず」
その先生は現役で子育て中の女性なので、いろいろ思うことがあるとのこと。
 
「なおきちさんは時間に追われてるのかなぁ」
と言われてはっとしました。
たしかにそう。だから、育児の熟達化=時間の短縮・効率化としか思わなかったのかも。
 
育児の熟達化とは何で、それは研究ではどう扱えばいいのか。
どうしたら深みのある研究にできるのか。
 
それを考えられるのが、僕が今置かれている特殊な状況なのかもしれません。
 
<今日のともきち>
◎保育園で45秒立てた
▲またせきが悪化
 
<今日のすえきち>
△定時後に会議
○明日は飲み会